立石寺・山寺

山形・立石寺

現代では、奥の細道の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が、この山寺の愛称で親しまれる立石寺を有名にしたことは 間違いありませんが、松尾芭蕉はどのようにして、この立石寺を訪れたのか。

山形領内で、立石寺について「一度見ておかれた方がよい」と勧められ、七里ほど引き返してこられたようです。 そして、その岩に岩を重ねたような山姿、松や杉、ひのきは老木で、物音一つ聞こえない。そんな中で蝉の鳴き声だけしか 聞こえなかった。そんなシーンだったようです。今では誰も人を見ないような状況はないのでしょうが、もし山寺、立石寺 に行かれる予定のある方は、事前に奥の細道を少し読んでから行かれることをオススメします。


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月山

山形・月山

ずっと国内ツアーのコースを作っていると、オーソドックスなコースは少しずつ集客が少なくなってきます。連休を絡めて企画することが多いので、 どうしても連休がある時にコースが集中するという具合になってきます。9月、10月、11月の連休の場合は、企画の中心は 紅葉です。

これまで、さまざまな紅葉の有名どころは誰かが企画しています。そこで月山に目をつけて企画してみたところヒットしました。9月連休で 企画したのですが、9月連休だと長野県などはまだ紅葉していません。ライバルは北海道の旭岳くらいでした。私は別の方面の添乗で 同行することは出来ませんでしたが、結構良かったとのことでした。

ここ月山は夏山の高山植物も有名です。避暑もかねてハイキングされるのも良いでしょう。

最上川下り

山形・最上川

「五月雨を集めて早し最上川」

奥の細道があるので、東北地方には松雄芭蕉の句が多く残っています。この最上川舟下りですが、季節ごとに風景が大きく違います。 花の美しい春、涼を感じる夏、紅葉の素晴しい秋、そしてこたつ舟と共に雪の最上川。それぞれに趣のある風景を楽しむことが出来ます。